虫歯が歯髄(歯の神経)まで進行した場合や、根の病気になってしまった場合は、この根管治療が必要になります。
根の病気とは、神経を取ってある歯の根の先に膿がたまり、腫れたり痛みが出たりすることが一般的です。主な原因は細菌感染によるものです。
細菌感染を起こす要因は根の中に細菌が繁殖するスペースがあり、そこから免疫力が落ちた時などに細菌が増殖するからです。
通常根管治療の最後に、細菌感染を防ぐ為、根管充填という神経の代わりになる薬(ガッタパーチャというゴム)を詰める作業をするのですが、従来の方法では根の中のスペースを完全に埋めることは、難しいものでした。
これにより、根の病気にかかり何度も再治療を繰り返すと、歯の寿命はどんどん短くなり、いずれは抜歯になるケースが多いのです。なぜなら、再治療をする時は大体の場合、かぶせ物(銀歯等)を除去し、根の中に入っている土台(金属製が多い)や、以前の神経の代わりの薬を除去しなければならず、根の中はその度にダメージを受けていき、根が折れたり根にひびが入り、こうなると通常は抜歯となるのです。
2005年の統計でも抜歯の原因の第3位が、この歯の破折によるものとなっています。ちなみに1位は歯周病で、2位は虫歯です。
庄野歯科クリニックでは、再治療になるのをできるだけ防ぐ為、最新の根管充填法(ウルトラフィル3Dシステム)を採用しております。
ウルトラフィル3Dシステムとは、神経の代わりの薬(ガッタパーチャ)を熱で溶かし、根の中に緊密に流し込むことができるものなのです。
これにより、細菌の繁殖するスペースを完全に封鎖することができ、再感染を防ぐことができるのです。
このシステムは庄野歯科クリニックでは、保険でしておりますのでご安心ください。
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